ヴィシーチェック012

7年。短くない年月。

泣いて転がってるだけの謎の物体Xが、いまでは人の揚げ足をとれるほどの日本語を操り、日常生活に足る程度の計算が出来る。

朝起きれば腹が減ったと「言葉」で訴え、満ちたりれば皿をさげ、歯を磨き顔を洗う。気温にあった衣服を選び出し、着替える。定刻前に支度が終ればブロックを組み立てたり、iPhoneを弄ぶ。こちらも時間を気にするも、関係なく自身で時計を読み定刻5分前にトイレへ行き用を足し、ちょうどよい時間に学校へ出発する。

小学校2年生だ。

たった1年の学校経験でここまで出来るようになるのか?と、驚く。
できないことばかりを数える毎日だけれど、出来ることは確実に増えている。
本人すら意識しないところで。

7年前、わたしとあなたは意思の疎通すらままならなかった。6年前、やっと歩けるようになった。5年前、なんとなく言葉みたいなものを発した。4年前、トイレに行くことを何百回のトライアンドエラーののち、体得した。

数えればたくさんのできたことがある。
そしてこれからももっと増える。

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