珈琲いかがでしょう
kindleのおためし無料コミックで続巻を購入したのは実は初めて!です。
こんなほっこりとしたタイトルとは裏腹にシビアな、でも根底はあたたかい人間模様を描く名作短編でした。
紙版は高値になっているので電子書籍がオススメです・・・(リンクがうまく貼れなかった)
最初の数話はコーヒー移動販売の店主をキーにした、一話読み切りです。話ごとの中心人物が店主との関わりの中で人生の転機の芽を見つける話です。
地味OLはなかなか認められない。
丁寧に仕事をする自分より効率よく片付ける後輩。
丁寧に仕事をしているはずの自分が疎まれてしまう。
お調子者でてきとうに片付けるように仕事をする後輩が重宝がられる。
丁寧さと引き換えに失うものがあるのでは?と考えたものの、客先を回ってみてもやはり効率を重視されて丁寧さなんて求められていないと、自分のやり方を変えた地味OL。
そんな時に移動販売のコーヒーをすする。
挽きたてのコーヒー豆に丁寧なハンドドリップ。
丁寧な仕事はやっぱり結果がついてくるものなんだ!と、自信を回復したかのように見えた地味OL。
ところがある日大きな失敗をしでかした後輩の尻拭いが自分に回ってくると・・・
こんな1話めがウェブで読めます。(Amazonの1巻無料は終了した模様です)
「ええ話やなあ・・・」とライトノベル感覚で読んでいたら、ん?んん??
話ごとの中心人物の闇が回を追うごとに深くなっていきます。
そしてアクセントだったはずの店主が物語の表舞台に出てきます。どうして移動販売なのか?ひとつところに落ち着かない理由は・・・?
kindle版は1巻540円。全3巻買っても1620円。映画1回ぶんくらいでなんども楽しめるのでオススメです。絵柄が独特なので好みが分かれるかと思いますがストーリーが勝ちます。
それでもまだ無料で試してみたい方には現在連載中の「凪のお暇」スピンオフがウェブで連載しています。

本編の1話無料がこちら。
こちらも次のおこずかいで購入予定です〜!
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